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【ハスラー】黄ばみやくすんだヘッドライトをウレタン塗装して透明感を復活させてみる

この記事は…

ハスラーの黄ばみやくすんだヘッドライトを市販品のウレタン塗装(スプレー缶)で透明感を復活させる内容をまとめています。

会社勤めでは基本的に車が屋外駐車になる場合が多いと思いますが、長年そういう状態だと直射日光にさらされて車体がダメージを受けてしまいます。特にヘッドライトは劣化するのが早い気がします。

後学のために磨きと塗装でヘッドライトの透明感を復活させたいと思います。

くすんでるね~

どうも、長い社会人生活を経て瞳がくすんだアラフィフです。

「そのうち緑内障にもなると思います…」の図

我が家で活躍しているハスラーさん。
長年の屋外放置でヘッドライトのコーティングが剥がれてきたので、お盆休みを利用して補修することにしました。
酷暑が続いたと思ったら雨続き。
合間を見計らっての作業です。

くすんでる~♪

黄ばみが酷い部分はありませんでしたが、光量が落ちて車検に通らない原因にもなるので補修していきます。

★注意点

  • 風が強い日や気温15℃以下または30℃以上、湿度70%以上の日は作業に適しません。
  • 気温、湿度、缶を動かすスピード又は塗る面との距離で塗料が粒状に乾燥してザラついたり白く曇ることがあります。

ヘッドライト用ウレタン塗装スプレー

早速作業を開始していきましょう。

つかうのはコレ↓↓↓
ホルツさんのヘッドライト専用 ウレタンコート樹脂塗料!

ドキドキ初体験

それ以外に準備するものも含めた一覧がコチラ↓↓↓

  1. 水を入れたバケツ
  2. 京セラ製ポリッシャー「RSE1250」
  3. 自動車養生カバー
  4. ショップタオル(ウエスでもOK)
  5. マスキングテープ
  6. カッター
  7. スポンジ研磨パッド600番程度
  8. スポンジ研磨パッド1000番程度
  9. スポンジ研磨パッド1500番程度
  10. ホルツ製ヘッドライト専用 ウレタンコート樹脂塗料スプレー缶(以下、ウレタンスプレー)
  11. シリコンオフスプレー缶(以下、シリコンオフ)
  12. 3M製シリコンオフ研磨剤3種類セット
ウレタンスプレーの缶底にある半透明のキャップを引っ張って取ります。
キャップをひっくり返して時計回りにねじ込みます。
※途中で抵抗がありますが、最後までしっかり回しましょう。
※缶底のキャップをねじ込んだ時点から必ず8時間以内に使い切らないといけないようです。
→時間が過ぎてから使うと気泡やブツが出るらしい。
キャップを反時計回りに回して外し、30回程度シャカリキにシャカシャカしてよく攪拌します。
10分程度放置する間、3~4分ごとに30回程度釈迦釈迦振って攪拌するそうです。
放置している間に下準備。
ヘッドライトの周辺部分にキズが付くといけないので、マスキングテープでマスキングしておきます。

メッキ曲線部はマスキングしにくいので、マスキングテープをちぎりながら貼っていきます。
なるべくヘッドライトとの隙間に入れ込んで隠してあげた方が良いです。

これが一番時間掛かる
養生できたら、まずは目が粗い600番の研磨パッドから始めて、1000番→1500番と目が細い順に水研ぎしていきます。
研磨パッドをバケツの中の水に浸けて、濡らした状態で研磨します。
研磨パッドの研磨面を間違えないようにしましょうw

1箇所を重点的に研磨してしまうとそこだけ凹むので、全体を平均的に研磨しましょう。
600番で満遍なく5分程度研磨したら、目が細い順に倍の時間(1000番なら10分、1500番なら20分)やるとキレイに仕上がるようです。
但し、コーディング剤が残っているかどうかは車によって異なるので、前述した研磨時間は一つの例とし、実車で確認しながらやるしかありません。
まぁ、「失敗したな~」と思ったら良い経験だと捉えて、次の機会に活かしましょう!

1500番まで研磨しました。
曇った感じになっていますが大丈夫です。
研磨した面に削りカスが残らないようキレイな水で洗い流しておきましょう。
塗装に水分は大敵。
エアブローで吹き飛ばしたりショップタオルで拭いたりして乾燥させます。
隙間部分は特に念入りに!
ウレタンスプレーの塗料が飛散してボディやフロントガラスに付着するといけないので、自動車養生カバーを被せてヘッドライトの塗装部分を切り取ります。
右側のヘッドライトで試しながら施工していますが、左右同時にやっても良いです。
切り抜いた部分にマスキングテープを貼っていきます。
隙間が出来ないようにしっかり貼りましょう。
シリコンオフでヘッドライトの油分や汚れを洗浄します。
「シリコンオフは直接噴きかけず、必ずウエスに取って脱脂する。」とありましたので、直接噴きかけてショップタオルで拭きとってみます。

【番外編】ヒートガンを使ってシリコンオフを強制乾燥させてます。

ウレタンスプレーを3回に分けて塗装していきます。
1回目は「捨て吹き」で、ヘッドライトから約20cm離して全体を均一にサッと吹きます。
ヘッドライトの外側(はみ出したところ)からスプレーを噴射しつつ、素早く横切るような感じで、塗料の間隔が広くまばらなイメージです。
20分程度間隔を空けてから2回目の塗装です。
ウレタンスプレーを振って攪拌し、周囲のキワをしっかり塗装後、全体を均一に塗布します。
再度20分程度間隔を空けてから3回目の塗装です。
ここもウレタンスプレーを振って攪拌し、ムラがないように全体を均一にしっかり塗布して仕上げます。
湿度が高いせいか白く曇りました

曇りをとるために遠くからヒートガンで温めてゆっくり乾燥させます。
曇りが取れてクリアになっていきます。
(;´Д`)<アセッたぜ~

なんということでしょう!
あのガサガザだったヘッドライトが新品のようになりました!!
そしてこのタイミングで雨が降り始めました。間一髪だぜ。
完全乾燥するまで約24時間らしいので車庫に避難させて、翌日最終磨きをしてみます。
ポリッシャーと3Mのシリコンオフコンパウンド(粗さが異なる3本セット)で最終磨き作業をやってみます。
コンパウンドは一番目が細かいものだけでやってみます。
ウエスでコンパウンドをキレイに拭き取ります。
最終のコンパウンドでの磨きで多少よくなったかな?

(;´Д`)<終わったー!

いや~、1本満足のウレタンスプレーでした。
これで約2年は保てるらしいです。

おまけ

まさかこんなにヘッドライトがキレイになるとは思いませんでした。
買ったら数万円でしょうから助かりました!

ということで、使ったものをご紹介しておきます。

●ホルツ製ヘッドライト専用 ウレタンコート樹脂塗料(現時点Amazon価格:税込3,284円/本)
驚きの透明感でヘッドライトが復活!

●自動車養生カバーLサイズ(現時点Amazon価格:税込1,010円/個)
軽ならMサイズで十分だと思いますが、レヴォーグ君も同じ作業をするので私はLサイズにしました。
あと、車の前半分フロントガラス上部まで覆えば大丈夫だと思います。ずらしながら使えば数台は使えるはず。

・Mサイズ(現時点Amazon価格:税込円/個)

●uxcell製スポンジ研磨パッドセット(現時点Amazon価格:税込833円/セット)
ホームセンターでも同じようなものを売ってます。

●3M製ノンシリコンコンパウンド 小容量(150ml)3本セット(現時点Amazon価格:税込4,189円/セット)
小容量で色々試せるのが魅力。

●京セラ製サンダポリッシャー「RSE-1250」(現時点Amazon価格:税込9,273円/台)
以前ガラスの水アカ取りでも使用しました。用途は色々。

【道具】サンダポリッシャー「RSE-1250」で車の水垢除去後に飲んだカルーア・ミルクが美味しかった件

●Amazonベストセラー1位のバフスポンジ(現時点Amazon価格:税込749円/セット)
京セラのサンダポリッシャーに貼り付け後、3Mのコンパウンドを付けて磨きました。

雨が降っている時でもジュリー団長(柴犬)達はカッパを着て散歩に出かけます。

こっち見んな

そして絶望感に溢れた顔をしています。

「誰がパーマ中のおばちゃんやねん」の図

まあ、日課だからね。
カエル食べないように気を付けて。

見てくれてありがとね!
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