バイク用バッテリー充電器「OptiMATE 4」についてまとめています。
冬になるとバイクに乗る機会がめっきり減りますよね~
その為、バッテリーが上がって寿命が短くなったことも数知らず..(私だけ!?)
今回は、そんな冬季のバイク保管中に繋ぎっぱなしでも安心して使えるバッテリー充電器「OptiMATE 4」を買ってみました。
実際使ってみた感想は、「大手バイクメーカーが認めただけあるな~!」と感心させられるものでした。
目次
めっきり寒くなってきましたね~!
ジュリー団長ときなこ副団長はストーブの前で静止しています。

私はバイクでツーリングに行くのが趣味なんですが、走っていて気持ちいい季節って本当に短いなぁって痛感してます。
特に私が住んでいる地域は冬になると雪が積もるので、バイクは基本的にガレージで冬眠させてます。
ですが、バイクに乗らないってことはバッテリーに電気が充電されないってことなんですよね。
そのまま放置しておくとバッテリーが上がっちゃうし、寿命も短くなっちゃう。
これはバイク乗りにとって永遠の悩みです。
そこで、これまではDAYTONAさんの充電器でバッテリー充電してたんですが、春になって「さあ、乗るぞ!」ってなると、どうも調子がイマイチなことが多かったんです。
なんかバッテリーは満充電なのに劣化してる感じがするというか…。
実際、コンビニで休憩していざ出ようとした時にバッテリーが掛からなくなった経験もしています。
こういう事を毎年のように経験して、
(; ゚Д゚)<これはもうダメだ!!
と思い、今回は思い切って普通のバッテリー充電器の倍以上の値段するけど、世界中のバイクメーカーが採用しているというとんでもない充電器を購入しました!
それがこの「OptiMATE 4」です!

Amazonでポチって、届いた瞬間から「お、これは違うぞっ!」って思いました。
箱の作りからして品質に期待できそうです。

本体は他の充電器とサイズは変わらないけど、ケーブルはしっかり長く、コンセントから離れた場所でも使いやすそうです。
これは恐らくEUのどこかの国で作られたものでしょう..!
と、思っていたら…

このOptiMate 4は、大きく分けて2つの最強機能があります。
それが、
- 通常充電器では充電できないリチウムイオンバッテリーに対応
- 「サルフェーション除去」してバッテリーが復活する
※極度に劣化したバッテリーは復活しません
です。
特に2つ目のサルフェーション除去機能が、一番の魅力です!
そもそも「サルフェーション」って何?って話ですが、簡単に言うとバッテリーが劣化する原因になる結晶のことです。
放電したときにバッテリーの電極板に結晶がくっついちゃって、電気の流れを邪魔する現象です。

OptiMate 4は、この厄介なサルフェーションを溶解するために、なんと最大22Vという超高電圧のパルス充電を送り込むんです!

これによって、他の充電器で「もう寿命だ」と見放されたバッテリーでも復活できる可能性がグッと高くなるってワケです。しかも、充電が終わった後も、つなぎっぱなしでOKっていう賢さです!

バイクが2台あるので、別売のコネクターケーブルも買いました。
一旦中身を確認します。

すると緑のコネクターカバーが入っていました。
最初「これは何でだろう?」と思っていましたが、どうも「リチウムイオンバッテリーと区別できるように」ってことらしいです。
助かりますね。
ちなみに、リチウムイオンバッテリーを充電する際にはモード切替が必要です。
さっそく、手元にあった古いバッテリーを使ってその実力を試してみます。

【超重要!】
このサルフェーション除去機能を発揮させるには、バッテリーを車両から外さないといけません。
車両につないだままだと電圧が16Vに抑えられ、サルフェーション除去できないため要注意です。
早速準備してみましょう。
と言ったはいいものの、このコネクターが固いこと!

バッテリー端子にプラスとマイナスを間違えないよう接続したら、コンセントに挿します。

LEDが点灯して診断が始まったと思ったら、すぐに赤色のLEDが点灯しました。

これは「回復充電中」のサイン!
サルフェーション除去が始まっている証拠です。
20分ほど待つと、充電状態が50%まで回復。

さらに1時間ほど放置した結果…。


診断も終わり、緑色のLEDが点灯して「良好」
無事バッテリーが復活しました(*´Д`)
これでバッテリーの予備が確保できて、今後の費用も浮きそうです。
春先のバッテリー上がりにも悩むことが無くなり、このスゴい結果に大満足です!
バッテリーの復活を確認した後は、冬の間も楽に充電できるように、愛車CBRにコネクター付きケーブルを取り付けてみました。
バッテリー配線を外す時の注意点ですが、
- 端子を外すときはマイナスから、付けるときはプラスから
この基本を守りましょう!
あと、私のバイクはSSの宿命で色々ギュウギュウになっています。..
配線を通しにくいので、配線ワイヤーを使って通します。
(カウルまで外したくないマン)


あとは、配線がブラブラして傷つかないように、フレームなどの間を通しつつ固定しました。
配線を元通りにしたので動作チェックします。
キーONは問題無し。

グリップヒーターも正常動作が確認できました。

では、OptiMATE 4を繋いでバッテリーを確認してみます。
※充電中にエンジンを始動してはダメですよー!!

バッテリー残量は75%以上あるようなので取り敢えずOK!

しばらく放置したら、こちらのバッテリー状態も「良好」でした。

あとは冬の間、このコネクターにOptiMATE 4をつなぎっぱなしにしておけばOKです。
これで春先のバッテリー上がりから解放されそうです!
実は、我が家のハスラーさんもバッテリーが寿命を迎えていたので、
「もしかして車も復活するのでは?」
と思って試してみました。

結論から言うと、OptiMATE 4はバイク用であるため、バイク用のバッテリーより容量が大きい車の充電にかなり時間が掛かるうえ、サルフェーション除去も効果が薄いようです。
車用は「OptiMATE 6や7」らしいので、そちらを別途購入して試したいと思います。
まぁ、餅は餅屋で、専用品を用意しているくらいですからねー
■OptiMATE 4 バイク用な比較的小型なバッテリー(現時点Amazon価格:税込16,500円/個)
主にバイクに特化しています。
リチウムイオンバッテリーを使っている場合はコチラ↓↓↓ですね。
BMW二輪のヘラーソケット経由(キャンバス)の充電にも対応しています。
■OptiMATE 6 Amp 主に車用バッテリー(現時点Amazon価格:税込22,000円/個)
車などの12Vの鉛バッテリー専用です。リチウムイオンバッテリーには使えません。
他にも色々種類があるので、1台で済ませられる方がお財布に優しいです。
検討してみて下さい。
ジュリー団長も「よろしくお願いします!」と言っています。

ということで、バイク用バッテリー復活の回でした。
次は車用のOptiMATE 6 Ampをやります。
見てくれてありがとね(・ω・)ノシ
ワンぱくジュリー調査団 