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【ハスラー】9.8万km走行したMR41SのCVTオイルを交換した件(4万kmで1回交換してるけど…)

この記事は…

9.8万km走行したハスラー(MR41S)のCVTオイルを交換した内容をまとめています。

我が家のハスラーさんは2WDターボ車ですが、リッター平均20km走行するなかなか優秀な燃費。

燃費でプリウスには敵いませんが、維持費も安くコンパクトで扱いやすい車なのでついつい使っちゃいます。
(田舎は車社会という現実と抱き合わせ)

スズキでは無交換とされていますが、私は長く乗るために交換するのだよ。

ディーラーの言うことは聞かないことにする

ディーラーが、

「CVTフルードは無交換で大丈夫です。」

とか言う。

いやいや、信じられるかい!?
エンジンオイルは交換するのに??

要するに、「壊れるまでそのまま乗って、壊れたら車を買え!」ということだろうに。

潤沢な資金がある家庭で車乗り換えできるならまだしも、我が家にそんな余裕はないのだよ!

「一流のおやつマンシップ」の図

CVT交換で何十万も払えんし、既に中古車としても車両売却価格が下がってるから、末永く乗ろうと思う。
今回はその為のCVTオイル交換なんです。うーん、SDGs。

部品が用意されていない…だとっ!

CVTオイル交換と一緒に諸々純正部品を使いますが、唯一オイルフィルターはスズキで部品の用意が無い。

( ゚Д゚)ハァ?ドユコト??

と、声を大にして言いたい。
ただ、そんなことは既に4万kmで1度CVTオイル交換した私は知っているのだよ。

そういう時は、社外品で同規格の部品を使うというアメージングな方法があるのです。

それがコレ↓↓↓日産で使用されているオイルフィルター「31726-3XXOA」。

日産がどうなるか分からんので2個注文したった

そして予め準備しておいた工具がコレ↓↓↓
必要に応じて買い足していった結果、素人でもこれ位の量になってしまったのです。

絵面で(_´Д`)ノ~~オツカレー

オイルフィルター交換は左フロントホイールを外さないといけませんが、その際に使用する3tジャッキとジャッキスタンドは撮影を忘れたため割愛。
3tジャッキについては以下の記事にまとめているので参照してみて下さい。

【道具】3tジャッキでタイヤ交換工賃を浮かせてご褒美と思ったら思わぬ落とし穴があった件

ではでは、重い腰を上げて作業しますか。

作業手順

私は以下の手順で作業しました。

まずはエンジンを掛けて、[P]→[R]→[N]→[D]→[M]→[D]→[N]→[R]→[P]とそれぞれ5~6秒間隔を空けてチェンジしていきます。
そして、運転席足元にあるレバーを引っ張ってボンネットを開けます。
フロント側に回り込み、ボンネットと車体の中央あたりにレバーがあるので、指を突っ込み左側に押しつつロックを外してボンネットを押し上げます。
ボンネットステーをセットしてボンネットを開いた状態にします。
CVTオイルゲージを抜いてオイル量を確認してみます。
フロントグリル側中央右奥にあるので、暗いとオイルゲージが見つけにくいです。
オイル量を確認する際はエンジンを掛けたままでオイルゲージを抜いて行います。
抜いたら最初はゲージに付着したオイルを拭き取り、再度差し込んでから引き抜きます。
オイル量はちょうどゲージの半分くらいでした。
①左フロントのホイールナットを緩めておきます。
②3tジャッキでフロント側を持ち上げます。
③ジャッキスタンドを左右に入れて、3tジャッキを下げます。
④左ホイールを外します。(後のオイルフィルター交換のために)
CVTオイルのドレンボルトを緩めます。
オイルが勢いよく出てくるのでボルト(ボックスサイズ19mm)は慎重かつ最後は一気に外しましょう。
オイルが抜けきるまで時間が掛かるので、10分程度休憩しました。
ドレンワッシャは新品に交換しないといけませんが、買い忘れたのでそのまま戻します。
※全ての作業が終了して、しばらく走行した後にオイル漏れチェックは必須です。
CVTオイルが抜けきったら忘れないうちにドレンボルトを戻しておきます。
締付トルクは34N・mです。
オイルパンはリヤ側から緩めていきます。
フロント側から開けると床がオイルまみれになること必須。

つまりはこういう↓↓↓状態

オイルパンが外れました。
ただ、まだオイルが残っているので廃油受けにしっかり移しましょう。
オイルパンの中には磁石が2つセットされていますが、ショップタオルで軽く拭いただけでこの汚れ。
コリャCVTオイル交換しなかったらこのスラッジで壊れるでしょ。
パーツクリーナーとショップタオルをふんだんに使ってオイルパンがキレイになりました。
新品のガスケットをセットして形状確認しておきます。
OKですね。
次はストレーナーを外します。
ボルト3本で固定されているので緩めて外します。
ストレーナーの中にも古いオイルが結構残っていて、外すとドバッと出てきます。
廃油受けで良い感じに受けましょう。
ストーレーナーの新旧比較。
これまで使ってた方は結構汚れてます。
あと、ストレーナーを取る際にOリングが廃油受けにインしていたのが分からず、車体側をずっと探していましたとさ。
(´;ω;`)
新しいCVTオイルをストレーナーのOリングに塗布しておきます。
抜いた古いオイルの量を量ったら3.3リットルでした。
取り敢えず新品オイルも3.3リットル用意しておきます。
ちなみにオイルジョッキは3リットルと4リットルなのでオイルの量が違って見えます。
にしてもオイルの色が全然違う。
ストレーナーを取り付けます。
締付トルクは7.9N・mです。
オイルパンとガスケットの位置を合わせて固定していきます。
ボルト数本で軽く位置出しした後、全てのボルトを止めてから対角線上に締め込んでいきます。
こちらも締付トルクは7.9N・mです。
続いてオイルフィルターを交換していきます。
まずは左フロントタイヤを外した奥にあるカバーを外します。
プッシュピンで4か所固定されているので外します。

クリップ外しがあると便利です。

オイルフィルターカバーを固定しているボルトを外します。
プライヤーでつかんで反時計回りに回してから手前に引っ張ります。
ちょっと外しただけで大量のオイルが出てきました。
下に廃油受けを置いていなかったので床がオイルまみれになりました。
(なんかやると思ってた)
気を付けましょう。
オイルがいつまでも垂れてくるので、ショップタオルで受けておきます。
オイルフィルターの新旧比較。
古い方は随分黒くなってます。
替えといて正解ですな。
新しいオイルフィルターとオイルフィルターカバーのOリングにもCVTオイルを塗布してから取り付けます。
Oリングは新品交換ですが、注文するのを忘れたので流用します。
※全ての作業が終了して、しばらく走行した後にオイル漏れチェックは必須です。(2回目)
ボルトを固定します。
締付トルクは7.0N・mです。
パーツクリーナーとショップタオルで付着したオイルをキレイに掃除しておきます。
逆の手順でカバーを取り付けます。
タイヤを取り付けます。
ホイールナットの締付トルクは85N・mです。
忘れちゃいけないCVTオイル注入w
オイルゲージを抜いたところから入れていきます。
溢れるといけないので少しずつね。
エンジンを掛けてギヤチェンジした後、エンジンを掛けたままCVTオイル量を確認します。
下限位置くらいだったのでオイルを注ぎ足します。
最終的に400mlくらい追加で入れたかな?
ちょうどレベルゲージの中間くらいになりました。
軽自動車は多めが良いと思いますが、取り敢えず今回はこれでヨシとします。
取り敢えず作業完了です。
終わったー!

おまけ

無事CVTオイルとオイルフィルターの交換作業が完了しました。
(撮影しながらだと余計に時間が掛かる)

でも、これであと4万kmは大丈夫でしょう。

さてさて、今回使用したパーツを載せておきますので気になったらのぞいてみて下さい。
基本的にAmazonが安いですが、車系部品は楽天の方が揃ってる。Amazonで無いものは楽天ですね。
Yahooショッピングはガンバレ~♪

私が住んでいるのは山陰の田舎なのでスズキのディーラーに行くのも遠い。
昨今はガソリン代も高いので、大体ネット通販で最安値を探して注文したりしてます。

●ハスラーのCVTオイル(現時点での価格:税込7,000円/個※送料込み)

●CVTオイルフィルター(現時点での価格:税込1,998円/個※送料込み)
オイルフィルターを売ってくれる日産のディーラーが近ければ、そっちで買った方が安い(税込473円/個)よ。
日産がどうなるか分からんので、取り敢えず1個予備で買い置きしておきました。

●オイルストレーナー(現時点での価格:税込4,400円/個※送料込み)
スズキのディーラーが近ければ、そっちで買った方が安い(税込3,630円/個)よ。

●CVTオイルパンガスケット(現時点での価格:税込2,345円/個※送料込み)
スズキのディーラーが近ければ、そっちで買った方が安い(税込1,760円/個)よ。
ネット通販で安い類似品(ゴム製)もあるみたいだけど、純正は磁性があるから鉄っぽいよ。

●廃油受け8リットル(現時点での価格:税込2,880円/個※送料込み)
自分が使ってるのは4リットル用ですが、直ぐに一杯になります。
これから買って自分で整備する人は8リットルの方が良いかと。
ちなみに、(廃油はお金になるので)タダで引き取ってくれるガソリンスタンドがあります。
まずは電話して聞いてみて、OKなら廃油処理材なんかを買わなくて済みます。

●廃油受け8リットル(現時点での価格:税込1,670円/個※送料込み)
自分が使っている角型の廃油受けは、移し替える時にこぼれる場合があります。
これから買う人は、注ぎ口が付いているコッチの方が良いと思います。
やや価格が高い16リットル用もありますが、容量が多いぶん大きいのでジャマになったり、高さも高くなるので注意が必要です。

●エーモン製クリップ外し(現時点での価格:税込1,073円/個※送料込み)
そんなに高いものでもないので、出来ればあった方が劣化したクリップを壊さなくて済みます。
クリップが壊れたら新しいものと取り換えましょう。

●オイルジョッキ4リットル(現時点での価格:税込669円/個※送料込み)
ホームセンターの価格と大差ないです。

●ショップタオル 2ロール(現時点での価格:税込1,200円/個※送料込み)
なんかAmazonだと配送料でえらい金額になっとる…騙されないように注意。
ちなみに、個人的にはToolBoxよりScottoの方が柔らかいのでオススメ。

●パーツクリーナー(現時点での価格:税込262円/個※送料込み)
AZさんのヤツ安い!次はコレにしよう!!

オイルジョッキ、ショップタオル、パーツクリーナーとかはホームセンターで買った方が安い場合があるので、余程お店が遠くない限りはそちらで購入された方が良いと思います。

いや~終わった終わった、っと!
次は瀕死のCT125(ハンターカブ)やら自治会の決算書作成もやらんといかんなー。
春は遠い…。

見てくれてありがとね(・ω・)ノシ