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【ハスラー】MR41Sハイマウントストップランプからの雨漏りを修理した件

この記事は…

スズキのハスラー(MR41S)のハイマウントストップランプ(以降、ランプ)からの雨漏りをホームセンターにあるゴムシートと手持ちの両面テープで修理した内容をまとめています。

最初はどこから雨漏りしているか分かりませんでしたが、まさかランプのパッキン劣化が原因だったなんて…(白目)

経年劣化が早すぎん!?

ども、そろそろAIのシンギュラリティー1で仕事を奪われそうなデスクワーカーです。
車なんかのメンテナンスでは普段使わない筋肉を使うので後日筋肉痛になりがちです。
劣化しているんでしょうね。ロキソニンテープが手放せません。

特殊な座り方をする人間年齢なら立派なおっさん犬。

にしても、新古車で購入してから10年経過していないハスラーのランプに付いているパッキンが劣化して、そこから「雨漏りしてた」だなんて、ちょっちゅ2早すぎません!?

純正のランプをネットで検索すると大体3,000円/個ですが、また何年かした後に雨漏りするのもイヤなので、安価で長持ちするようにDIYでパッキンを作って修理してみます。

ランプ取り外し

ランプを取り外す方法は、

  1. リヤウインドウのウォッシャーノズルを外し、その穴を利用してランプを固定しているツメを起こして外す方法。
    →但し、ウォッシャーノズルを外すのにコツがいる。1回外すと構造が理解できる。
  2. ランプと車のボディの隙間に薄い内張り剥がし(薄いヘラ状)を差し込んで、ランプを固定しているツメを起こして外す方法。
    →但し、固着しているとランプと車のボディの間に隙間ができない可能性がある。


の2通りが一般的な様です。知らんけど。

私は、2でダメだったので1の方法でやってみました。

ウォッシャーノズルの根本にあるゴムブッシュの下側を内張り剥がしなどで押しつつ、引き抜きながら上げます。この時、上側のツメがまだ引っ掛かっているはずなので、ウォッシャーノズルは引き抜けません。
※ウォッシャーノズルのツメを押し込む際はマイナスドライバーでも良いかもしれませんが、スベッて外れた際に車体を傷付ける可能性もあるので、プラスチック製のモノが良いと思います。
ゴムブッシュを先に取ってしまいます。
先端がL字に曲げてあるピックツールなんかがあると取りやすいと思います。
専用品だけあってゴムブッシュが変わった形をしています。
ウォッシャーノズルの上下にあるツメです。
ゴムブッシュを取った後、上のツメを押しながらウォッシャーノズルを引くと抜けるハズです。
この状態になったらウォッシャーノズルのホースを抜いて、穴の中に押し込みます。
この穴から細長いドライバーなどを差し込んでランプのツメ(下側に3ヵ所あるうちのウォッシャーノズル側)を倒しつつ、ランプを手前に引っ張り外していくようです。
ランプを外すと内部は空洞になっているので、ホースは再度穴から引っ張り出してウォッシャーノズルを取り付けられます。
(私は違う方法でランプを外したのでご参考まで)
ランプのツメがどうなっているか最初は分からないと思いますので、外した時の画像を載せておきます。
下側を外すのが楽(セオリー)みたいですね。
下側のツメ
上側のツメ

「私は違う方法で…」と記載しましたが、どうやったかと言いますとリヤカメラを室内側にDIYで取り付けた際にホルソーで開けた穴からドライバーを差し込んでウォッシャーノズル側の爪から外して逝きました。

あとはランプのコネクターを外して、ゴムパッキンを自作して、貼り付けていきますが…純正のパッキンがヒビ割れしてヒドいことになってます。
そりゃ雨漏りもするわ。耐久性はどーなっとるん?リコールじゃない??

ということで、ゴムパッキンを作るためにホームセンターへ行ってタテ150mm×ヨコ150mm×厚さ1mmのゴムシートを買ってきました。
ランプに貼り付ける際は、以前スマホを修理した時に購入していた幅2mmの両面テープを使用します。このテープは余程大きいホームセンターじゃない限り取り扱いが無いと思いますので、ネット通販で購入しておいた方が無難です。

では作成していきましょう。

まずはゴムパッキンを作るために採寸します。
長丸になっていて、ヨコ126mm×タテ25mmくらいでした。
これを内寸とします。
手書きでA4用紙にサクッと線を描き、ハサミやカッターで切り出して型紙にします。直接ゴムシートに描いても良いと思います。(久しぶりにコンパス使ったw)
CADがあれば楽ですね。
ちなみに、パッキンの幅は3mmにしましたので、外ー外はヨコ132mm×タテ31mm、内ー内はヨコ126mm×タテ25mmです。
ハサミで型紙を切り出し、それに沿って細いマジックでゴムシートにマーキングし、ハサミで切り出しました。
※ボディカラーによってはゴムの黒色が浮き出るので、許容できない人は素直に純正品を購入しましょう。
当ててみてパッキンの形状をチェックします。
うん、良さそう!
ランプ側には0.5mmの溝があるので、ここに収まる様にゴムパッキンを貼り付けていけば良いでしょう。

ゴムパッキンをランプに貼り付ける幅2mmの両面テープです。
雨漏りが再発しないようランプとゴムパッキンを隙間無く押し付けながら密着させましょう。
ウォッシャーノズルを元に戻して、ランプとコネクターを接続してはめ込みます。
ホースで水を掛けて雨漏りテストします。
取り敢えず雨漏りが直ったので修理完了です!
やりましたねー!!

雨漏りは直ったものの、実はレヴォーグ君のCVTフルード交換の途中に依頼されて、こちらの作業が完全にストープッ!

「たぶん今日も夜遅くなるな( ノД`)シクシク…」

と思ってたら、案の定22時30分過ぎてしまいました。
こっちも後々のメンテナンスが楽になるように色々やってたからね。
この件については後ほど。

おまけ

ってかさ、ランプのパッキンが犬を人間年齢で例えた「1年で7歳」くらいの早さで劣化してない??

だけど、直って本当に良かったっス。
あとは耐久試験です。

一応使った道具を載せておくので、気になったら見てやって下さい。

●高儀製ピックツール(現時点Amazon価格:税込1,311円/セット)
安心の日本メーカー。あると整備の時に色々便利。溝にハマってるOリング外したりとか、タコ焼き回す時とか。

●ゴムシートタテ150mm×ヨコ150mm×厚さ1mm(現時点Amazon価格:税込99円/枚)
( ゚Д゚)<ホームセンターより安かったー!(段取り八分3

●両面テープ(現時点Amazon価格:税込643円/セット)
液晶パネルやスマホ補修で使用されているので、耐久性はたぶんイイ??50mもいらんけどね。

●スモークのハイマウントストップランプ(現時点Amazon価格:税込3,750円/セット)
自分は使ったことないけど、この際スモークタイプに交換してみるってのもアリかも。
車種適合はページ内を参考に。

見てくれてありがとね(・ω・)ノシ

  1. 人工知能が人間の知能を超える転換点(技術的特異点)のことを指します。この概念は、未来学者や技術者の間でよく議論されており、特にレイ・カーツワイル(Ray Kurzweil)という未来学者が提唱して広く知られるようになりました。 ↩︎
  2. 具志堅用高さんのギャグ。 ↩︎
  3. 「段取り八分(だんどりはちぶ)」とは、日本のことわざで「物事の成功の8割は準備(段取り)で決まる」という意味です。 ↩︎