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ショートカットアイコンのデザインがこんな感じで全部Edge柄になってしまいました(汗)
おかげで間違ったやつをクリックしちゃう時があるし、迷うんで困ってます…。
何とかならないものでしょうか?
既定のブラウザをEdgeにした場合の標準的なアイコンですね。
既定のブラウザを変更したらそのブラウザのアイコンになります。
確かに全部同じアイコンだと間違ってしまいますよね。
そういう時はアイコンデザインを変えてしまいましょう!
すぐ出来ますよ。
そ、そうなんですか!
宜しくお願いします!!
Windowsのアイコンデザインはこの様にデフォルトで用意されているものがあります。
よく見かけるアイコンがたくさんありますねー!
基本的にWindows10のアイコンが保存されている場所は、[C:¥Windows¥System32]フォルダの中にあるライブラリファイル(拡張子がdllのファイル)などにパッケージ化されて格納されています。
以下の5つが主なファイルになります。
- imageres.dll(Windows10で表示されるアイコンの多くが格納されています。)
- shell32.dll(Windows10で表示されるアイコンの多くが格納されています。)
- DDORes.dll(デバイスアイコンが格納されています。)
- setupapi.dll(ハードウェアや入力インターフェースなどのアイコンが格納されています。)
- wmploc.dll(「Windows Media Player」に関連するアイコンが格納されています。)
う~ん、デフォルトで用意されているアイコンだといまいちピンときません。
直感的に操作したいんですが、どうすれば良いんでしょうか?
それならそのショートカットアイコン専用の画像[アイコンファイル(ico)]を使ってもっと分かりやすくしましょう。
おおっ、専用のショートカットアイコンなら分かりやすそうですね!
では、以下の手順で専用画像を作成してみて下さい。
※今回は「いらすとや」に掲載されていた著作権フリーの画像をサンプル画像として使います。
圧縮されて画像が小さく&粗くなります。
変更する際に「拡張子を変更すると…」と表示されますが、[はい(Y)]をクリックします。
これで準備ができたので、次はアイコンデザインを変更しましょう。
あれっ??
アイコンデザインが元の画像と違ってなんか黒っぽくなりました。
何ででしょう?
ペイントで作成したbmpファイルをicoファイルに変換すると白が黒になってしまうんです。
それが嫌な場合、WEB上で変換してくれるサービスが幾つかあります。
その中の一つに「アイコン コンバータ」というサービスがありますので使ってみましょう!
イイ感じにできましたー!
他にもあれば変更してみて下さい。
余談です。
PNGデータから「アイコン コンバータ」などのサイトを利用してicoデータに変換する方法もありますが、多くの人が在籍している会社で一人一人が作業するのは時間のムダですし、教えたりするのも大変です。
社内ネットワーク上の「共有フォルダ」に入れておいて、必要な方にダウンロードしてもらう方法もありますが、その保存場所が分からない方や忘れてしまう人もいますよね。
それは私です…(泣)
そういう方の為に、会社で良く使う拡張子icoデータは「WEBからダウンロード」出来るようにした方が良いと思い、設定を始めました…。
それは助かります!
いちいちデータ変換しなくて良いから楽ですし、サイトを登録しておいて検索すれば表示されますもんね!
ところが、私がWordPress(Ver6.3.1)で作ったWEBサイトで拡張子icoデータをアップロードすると
と表示されてしまい、アップロードできなかったのです。
あれ!?
WordPressって確かブロックにある画像でアップロードできましたよね?
そうです。
最大画像アップロードサイズの上限は32MBで、icoデータは約92KBだったのでデータサイズとしては全然問題ありませんでした。
問題が専門的になりそうな予感がします…。
WordPressなら、そういうのをどうにかするプラグイン?とか無かったんですか??
そう思ってプラグインも含めWEB上の情報を色々探しました。
ですが、結論からするとダメでした。
何をしたかと言いますと、
- 「WP Add Mime Types」というプラグインをインストール後、Mime Typeを
$existing_mimes[‘ico’] = ‘images/ico’;
から
$existing_mimes[‘ico’] = ‘image/vnd.microsoft.icon’;
に編集。 - 「wp-config.php」に「define(‘ALLOW_UNFILTERED_UPLOADS’, true);」を書き込む。
- 「function.php」に
add_filter(‘upload_mimes’, ‘custom_upload_mimes’);
function custom_upload_mimes ( $existing_mimes=array() ) {
$existing_mimes[‘ico’] = ‘images/ico’;
return $existing_mimes;
}
を書き込む。
というものでした。
うわ~、私の苦手な分野突入です~~~。
(プラグインとか言わなきゃ良かった)
で、結局はどうなったのでしょうか?
結局は以下のコードを「functions.php」に追加して、icoデータが無事にアップロードできる様になりました。
「functions.php」は、[外観]>[テーマファイルエディター]>[functions.php]の順にクリックすると表示されます。
function my_getimagesize_mimes_to_exts( $mime_to_ext ) {
$mime_to_ext['image/x-icon'] = 'ico'; // PHP 7.3 or earlier.
$mime_to_ext['image/vnd.microsoft.icon'] = 'ico'; // PHP 7.4 or later.
return $mime_to_ext;
}
add_filter( 'getimagesize_mimes_to_exts', 'my_getimagesize_mimes_to_exts' );
ソースコードは、こんな感じ↓↓↓で追加して、[ファイルを更新]をクリックします。
これで画像が問題無くアップロードできます。
14行~19行がソースコードで、11行~13行、20行~22行は説明用のコメントです。
「SANGO」というテーマを利用しているので、上部にSANGOと表示されています。
また、ソースコードもテーマによって変わります。
理解できるかは置いておいて取り敢えず質問しますが、そもそもの原因ってなんだったんですか?
PHPのバージョンが7.3以下の場合と7.4以上の場合でMIMEタイプの返しが違っていて、
7.3以下の場合 image/x-icon
7.4以上の場合 image/vnd.microsoft.icon
になっていたのが原因ということの様ですね。
拒絶反応がでましたので退散します。
ありがとうございましたー。