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【CT125】ChatGPTでハンターカブ(JA55)の熱ダレ対策を考察してみた件

この記事は…

ChatGPTでCT125の熱ダレ対策を考察してしてみました。

真夏にロングツーリングすると、空冷式のCT125は「油温が上昇して熱ダレ1してるんじゃないか!?」と思う場面がありました。今後も環境変化による気温上昇は止まらず、人にもバイクにも厳しくなる状態は続くと思われます。

人もバイクもアナザーワールド2に行かないよう、出来そうな対策を考えてみます。

  1. 熱ダレとは、真夏の炎天下など気温が高い時期に長時間バイクに乗っていると起こる現象で、エンジンの冷却が追いつかないため熱によってエンジンの金属が熱膨張して、回転数が上がりにくくなる、など。(後述) ↩︎
  2. もう一つの世界。現実の生活から離れた別の世界。 ↩︎

油温が上昇して熱ダレするとどうなるか?あと、対策は??

物知りなChatGPT先生に以下の質問をしてみました。

「バイクで油温が上昇して熱ダレするとどういう症状が出ますか?また、対策としてどういうパーツがありますか?」

すると、以下の様に回答して下さいました。

バイクの油温が上昇して熱ダレすると、いくつかの症状が現れる可能性があります。これらの症状は、エンジンや周辺の機械に悪影響を与えることがあります。

  1. パワーロス:油温が上昇するとエンジンの冷却効果が低下し、エンジン出力が低下する可能性があります。これにより加速性能が低下し、パフォーマンスが損なわれることがあります。
  2. エンジン異音:油温が上昇するとエンジン部品の摩擦が増加し、異音が発生する可能性があります。特にエンジン内の摩擦部分であるピストンやシリンダーなどが影響を受けやすいです。
  3. オーバーヒート:油温が上昇しすぎると、エンジンがオーバーヒートする可能性があります。これはエンジンの寿命を短くし、重大な損傷を引き起こす可能性があります。

これらの症状を軽減するための対策として、以下のようなパーツや方法があります:

  1. オイルクーラー:オイルクーラーを追加することで、エンジンオイルの温度を下げることができます。
  2. 高性能冷却ファン:エンジン周辺の冷却ファンを交換することで、冷却効果を向上させることができます。
  3. サーモスタット:サーモスタットを交換することで、エンジンの温度を適切に管理し、オーバーヒートを防ぐことができます。
  4. 冷却システムの点検:定期的な冷却システムの点検とメンテナンスを行うことで、効率的な冷却を確保することが重要です。
  5. エアフローの改善:エンジン周辺のエアフローを改善することで、冷却効果を向上させることができます。例えば、エアインテークやエアフィルターの設計を見直すことが考えられます。

これらの対策を組み合わせることで、バイクの油温上昇や熱ダレを軽減し、エンジンのパフォーマンスと耐久性を向上させることができます。

以下、原文

なんという素晴らしい回答!

幼い頃の「どうして?」時期に先生に会いたかった…

どの対策をした方が最も効果的?

さて、「最も良い熱ダレ対策は何なのか?」ですが、

1.真夏の炎天下で長距離を走らない。
2.エンジン回転数を上げない。

というのはロングツアラーの私にとって不可能なので華麗にスルーします。

再度先生に「最も良い対策はどれですか?」と質問したところ、

「オイルクーラーだよ♥」

と回答頂いたのでそれにします。
スゴいよ先生!!(←AIに操られる人間)

即答でしたが、もし失敗したら怒りの矛先をどこに向けるかが課題になりそうです。

老いる蔵… ( ゚Д゚)ハァ?

CT125について深堀りしようと色々聞いてみましたが、残念ながら先生にも色々ご都合があって「特定のバイクの情報は提供出来かねるのだよフンガッとのことでしたので質問はここで一旦終了します。

大したことない私調べですが、CT125のノーマルシリンダーにはオイルクーラーにエンジンオイルを送るためのオイル取出口がありません。メーカーのオプション設定もありません。オイル取出口があるシリンダーは社外品のボアアップパーツには付いている様ですが、ボアアップにはメリット・デメリットがあります。

ボアアップのメリット

1.排気量アップで高速道路に乗れる。当然、自動車専用道路にも乗れちゃう。

2.加速が楽。

3.ギアチェンジの回数が減って足の疲労が軽減される。

ボアアップのデメリット

1.パーツのコスト(安いものでも大体6万円~8万円位)が掛かる。

2.強化パーツやスポーツマフラーなどへの交換が必要になる。
(クラッチ強化スプリング、強化オイルポンプ、クランクシャフトサポートアダプター、強化カムチェーンなど)

3.レギュラーガソリンがハイオクになってコストアップする。

4.空燃比とかサブコン調整とか、最適化の手間が掛かる。

5.ノーマルよりエンジンブローする可能性が高くなる。

6.ナンバープレートが白ナンバーになるので、(初回だけだが)手続きが面倒。

7.自動車の任意保険に付帯できる原付特約から外れるので保険料が若干高くなる。

8.しまなみ海道の原付道を走れない&原付の聖地「見近島」にバイクで行けない。

……

………

ゼロから新品揃えてやったら20万円オーバーのフィーバー確定、連チャン一撃30万円ってところでしょうか。

ボアアップするとしまなみ海道の原付道が使用できなくなって、年1回のお遍路という名のツーリングをする私にとってこれは痛手だ…。
( ゚Д゚)<ネンイッカイガナンダッテ?

【メモ】

「しまなみ海道原付道」は、平日に軽・自動二輪ETCで通行すると尾道~今治間(ノンストップで約1時間)が片道2,450円(通常3,980円)ですが、排気量125cc未満の原付が通行できる原付道だと500円(経験上約2時間30分)で渡れてしまう。

時間は掛かるが、キレイな瀬戸内海の景色を眺めながら島時間でゆったりとツーリングもできるのでお得感あり。

途中にある「道の駅よしうみいきいき館」には、海鮮バーベキューや期間限定で焼牡蠣食べ放題などもあって、いつか寄り道して食べようと画策中。

もうこれ以上の調査はヤメておくか。

・・・いや!まだ策はあるはずだ!!

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

Fools learn from experience. I prefer to learn from the experience of others.

ドイツの鉄血宰相と呼ばれたオットー・フォン・ビスマルクの格言

ここは(ネットサーフィンで)先人達の知恵をお借りしよう。

見つけたぜッ!!

調べた(*´Д`)ハアハア
(※パーツ関係は後の方で備忘録としてまとめておきました)

いやいや、世の中にはスゴイ人達がいたもんですなー。

HONDAのGROM(グロム)用でオイル取出口のあるシリンダーが社外パーツとして販売してあって、それをCT125に流用されているではあ~りませんか!

思いもしなかった他車種からの流用、アメージング!!

メーカーは「シフトアップ株式会社」で大阪府堺市にある企業が販売していました。

52.4mm 鋳鉄スリーブアルミシリンダー(品番:2610125-cl)
現時点で約12,000円。

別車種用で打ち替えスリーブ(品番:201010-SL,3,150円)ってのもあるけど、流用できるのかな?純正シリンダーは打ち替えできなさそうだし、ウェビックで見積もったら価格高いから、コレができたら先々のメンテ費用も安く抑えられるけど…。

シフトアップさんに確認するしかないな。

シフトアップさんに電話(072-229-2555)で確認しました。
打ち替えスリーブ(品番:201010-SL,3,150円)はHPに掲載されてるけど、10年以上前に廃番になったとのこと。
残念だな…。

ちなみにホンダ純正だと現在約22,000円↓↓↓

このシフトアップさんのシリンダーはノーマルと換装できるから、いずれオイルクーラー付けたい人は先に交換しておいても良いですが、その際は同じシフトアップ製の「バイパスブロックセット」っちゅーパーツも必要になりますですよ。

バイパスブロックセット(品番:201010-CB)

このシリンダーとオイルクーラーを繋げる訳ですが、オイルクーラーはフィンの数で値段が変わってきます。当然フィンの多いヤツが値段も高くなる訳ですが、冷えすぎるとオーバークールと呼ばれる症状が出るらしい。

オーバークールは、「エンジンオイルの冷却が過剰になるとエンジン内の部品が適切に加熱されず、潤滑不足やエンジンの性能低下につながる可能性がある」とのことで

良くない

オイルクーラーは気温が高い時には効果があっても、気温が低い冬は逆にバイクを壊す可能性があるってことか…。だからYouTubeで宗谷岬で年越しするライダー達のバイクは、オイルクーラーをカバーで覆ってる訳ね。なるほどっ、勉強になるー!!

じゃあ、取り敢えずフィン数は3フィン位の少ないやつで……って、調べたらどのメーカーもそこそこ良い値段する。
取付場所やステーの事も考えたら車種専用が良いけど、シフトアップ製はCT125用が無いし、SP武川製だと約32,000円か。
(ノд-。)ナンダヨ

あとはKITACO製。

おぉっ、約22,000円である!しかもバンジョーボルトやホース、ホースクランプ、取付ステーが一式揃ってるし。
(って、他のが高いから安く感じるワナに落ちてます)

あとは、注意事項&備忘録。

  1. オイルクーラー分のオイルを規定量プラス70cc~100cc追加する必要がある。
  2. エンジンオイル交換時は通常の交換でイケる。
  3. バンジョーボルトにシールテープを巻いてしまった場合、テープがエンジン内部に混入してエンジンブローになる恐れがあるので巻かないようにする。

こんなところか。

これに決まりだな。
( ゚Д゚)ナニガ?ヤルツモリデスカ??

完成形イメージ

もうね、チンパンジーに毛の生えた様なイマジネーションの私でも完成形はイメージできてるんですよ。

もう以前の私↓↓↓ではありません。

【CT125】ハンターカブ(JA55)に他車種(シャリー用)のレッグシールドを流用して付けたら…(リメイク編)

ナゼかって?

・・・既にメーカーが画像を公開してるから(爆)

この画像を見て思い出した。

シリンダーのオイル取出口からオイルクーラーまでのオイルラインが、純正マフラー以外は干渉して取り付けできない場合があるらしいのでご注意をッ!!

ノーマルマフラーやSP武川製のスポーツマフラーであれば干渉しないらしいですが、私が確認した訳ではないので、この点は各自でメーカーに確認するなり情報を漁るなりしてみて下さい。

取り敢えず500円玉貯金で買ったヨシムラサイクロンマフラーはスペースがあるから大丈夫かな。

パーツ情報

今回ピックアップしたパーツ情報を備忘録的に記載しておきます。

●CT125用ノーマルシリンダーと換装して使えるオイルライン付きシリンダー

●オイルクーラーを使用しない場合にシリンダー側のオイルラインを塞ぐバイパスブロックセット

●ボアアップしても使える安心のKITACO(キタコ)製オイルクーラー

関連記事も載せておきます。

【CT125】約32,000km走行したハンターカブのシリンダーとピストンを確認してみた件 【CT125】ハンターカブ(JA55)のオイルクーラー取り付けと油温を見える化してみた件

おまけ

ジュリー団長もきなこ副団長もなんかそれぞれ違う形でボアアップしてますw

ジュリー団長:「コイツ、デカくなったな…」の図

見てくれてありがとね(・ω・)ノシ