約1年半使用してきたCYC社1のカラーシールチェーンからDAYTONA(デイトナ)社が取り扱っているレジーナ(REGINA)のゴールドノンシールチェーンに交換した内容をまとめています。
ブラック&ゴールドのチェーンが欲しかった一昔前、カラーシールチェーンはCYC製しかなく、リンクも130リンクだったのでハンターカブの108リンクにカットする手間も必要でした。
最近は、大手日本メーカーも108リンクのカラーチェーンをラインナップするようになったので選択肢が増えましたね♪
CT125は標準で108リンクのノンシールチェーンが採用されていて、ロングツーリングしているとチェーンが伸びるし、削れた金属粉でサビたり、オイル切れも早くてカチャカチャいうのでCYC製のシールチェーンに交換していました。
小排気量のCT125はフリクションロスも考えて標準はノンシールチェーンだったと思いますが、当時はデメリットの方が多く感じられたのでシールチェーンにしてました。
CYC製のチェーンは130リンクなんで、チェーンカッターを使って108リンクにしないといけないんですよね。
そんなに手間じゃないけど、数を間違えると大変w
ここで「ノンシールチェーン」と「シールチェーン」のおさらい。
ChatGPT先生にまとめてもらいました。
- ノンシールチェーン
- メリット
- 軽量:シールがないため、シールチェーンに比べて軽量。
- コストが安い:製造コストが低いため、価格が手頃。
- 抵抗が少ない:シールによる摩擦がないため、駆動抵抗が少なく、高回転が求められる用途に適している。
- 簡単なメンテナンス:汚れた際に清掃しやすい。
- デメリット
- 耐久性が低い:潤滑剤が外部に流れ出やすいため、摩耗が早い。
- 頻繁なメンテナンスが必要:潤滑剤の補充や清掃が必要になる頻度が高い。
- 高負荷に弱い:シールがないため、重い負荷や悪路では劣化が早い。
- メリット
- シールチェーン
- メリット
- 耐久性が高い:内部の潤滑剤がシールによって保持され、摩耗が抑えられる。
- メンテナンスの頻度が少ない:潤滑剤の保持性能が高く、頻繁な給油が不要。
- 高負荷に強い:重い荷重や過酷な環境でも耐えられる性能がある。
- 騒音が少ない:潤滑剤が保持されるため、静かな動作が可能。
- デメリット
- 重い:シールの重量が加わるため、ノンシールチェーンより重い。
- 抵抗が増える:シールによる摩擦が発生し、駆動効率が若干下がる。
- コストが高い:シール部分の製造コストがかかるため、価格が高い。
- メンテナンスがやや手間:シールを傷めないよう注意して清掃する必要がある。
- メリット
それぞれメリット・デメリットがあって、これまでシールチェーンにしてたものをノンシールチェーンに戻して再検証してみます。
時代が変わって昔より良くなってるかもしれない。
今回選んだのはコレ↓↓↓
値段はシールチェーンの半額ってとこですね。
あとはゴールドで防錆UP、インナープレートの厚みを増したことで強度と耐久性もUPしている様子。
早速届いたので箱オープンヌ!!
白いグリスでベトベトしてます。
そしてステッカーが2枚も。いらんて。
じゃあチェーン交換していきますかね。
チェーン交換方法は色々な情報があるので割愛します。
チェーン交換する時はスプロケットも確認し、減っているようなら新品に交換してあげた方が良いですよ。
ちなみに、標準だとドライブスプロケット:14T、ドリブンスプロケット:39Tですが、エンジンブレーキと中低速域が強すぎるので私はドライブスプロケットをSP武川製の15Tに変更しています。
16Tでも良いかもしれませんが、ドライブとドリブンのスプロケをイジり過ぎると速度センサーとの乖離でABSランプが点きっぱなし(つまりABSが効かない状態)になるので注意が必要です。
交換後はこんな↓↓↓感じ。
土砂降りツーリング後で車体はドロドロですが、チェーンは良い感じです。
磨くと光るヤツだね。
チェーンカバーは外さなくても良いですが、今回はじめて外してみました。
ボルト2本で固定されているので外します。
チェーンカバーを外すと分かりますが、囲った溝の中にスライドして固定するようになっています。
あと見た目重視で買ったZETA製のドライブカバーを戻しておきます。
チェーンに付いている白いグリスを取り除いてキレイにします。
使うのは「ショップタオル」と「チェーンクリーナー」です。
この辺りはCT125のチェーン程度なら何でも良いと思います。
ノンシールチェーンなら灯油とかで洗っても良さそうです。
D.I.Dさんのチェーンルブ&クリーナーセットが安くて良いかも。
キレイになりました。
最後の仕上げはベルハンマーです。
チェーンメーカーのチェーンルブより固着しにくい印象があります。
ブシャーと吹きかけると走行中に飛び散ってタイヤに付着。
からの、カーブですってんころりんする可能性があるので、リンク部分に少し塗布する感じの方が良いですよ。
仕上げはショップタオルで余分な油を取っておきましょう。
レジーナ(REGINA)のチェーン伸びや耐久性についてはこれから検証してみます。
あまり良くない結果であればシールチェーンに戻します。
その際に使用するのは、EK製のQXリングシールチェーンにします。
見てくれてありがとね(・ω・)ノシ
- CYC社は1989年台湾にて創立されたチェーンメーカーで、正式名称は「CHAIN YI LI INDUSTRIAL CO., LTD.」です。自動車産業、一般産業機器用に使用されるチェーンで培った技術からオートバイ用のチェーンも製造しています。日本の正規輸入販売元は、埼玉県にある㈲ライズコーポレーションです。 ↩︎