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【道具】3tジャッキでタイヤ交換工賃を浮かせてご褒美と思ったら思わぬ落とし穴があった件

この記事は…

車のタイヤ交換で初めて3tジャッキを使用した内容をまとめています。

今まで1.5tジャッキで1本ずつタイヤ交換していましたが、レヴォーグ君の足回りをリフレッシュするのに合わせて新調しました。

実力はなかなかのものでしたよ!

ホントは2柱リフトが欲しい

どうも、素人整備士です。

がっつり車を整備するワケでもないですが、昔から2柱リフトに憧れてます。

男のロマン

使わない時は、こんな感じ↓↓↓でジュリー団長を吊るして爪切りする姿を想像をしてます。

「爪切りキライだもん!」の図

昔はすごく高いイメージがありましたが、現在は安いものだと送料別で本体価格が税込40万円であります。
競争の原理でしょうか。


「施工とその金額はどうなるんだろう?」という素朴な疑問を抱きつつ、設置自体がムリなことは分かっているので、3,000歩引いて3tジャッキを購入しました。

3tジャッキを使えばフロント側2本、リヤ側2本、計2回のリフトアップでタイヤ4本を交換できるし、後々予定しているレヴォーグ君のロアアームブッシュやストラットの交換なんかも楽になります。

ただ、そうは言ってもメーカーが色々あります。

メジャーどころで言えば「ARCAN(アルカン)」なんでしょうが、名前はアメリカっぽいけど中国製の可能性がプンプンしてます。
あと、Amazonで「3tジャッキ」を検索するとデザインや構造の似たヤツが山ほど表示されます。

困ったワタシは、

「恐らくOEM1で作っているに違いない!」

と都合良く脳内変換し、ARCANと似たデザインの「BIG RED2」というジャッキにしたのでした。

では、早速ARCANとBIG REDを簡単に比較してみましょう。

ARCAN(28.2kg)
BIG RED(27.2kg)

色味が違いますが、スペック・構造・重量はほぼ同じ。
現在はARCANの方が2,000円ほど値段が高く税込27,800円ですが、圧倒的人気。
ただ、AmazonブラックフライデーセールではBIG REDが2万円以下で販売されていたので迷わずポチリ。

他には、「WEIMALL(ウェイモール)」という
「たぶん中国人のウェイさんが社長だろうな~」
と想起させるブランドもありました。

これもデザインがやや似ていて、価格が安いわりに評価が高かったので迷いました。

次はクリスマスか年末年始のセールで安くなりそう。

ってか、円安の影響で色んなものが年を追うごとに高くなってるので、ある程度吟味したら早めに買った方がセールよりお得かもしれません。
バイクの純正パーツなんかも、レストアする頃には驚くほど高くなっている経験をしてきてますので。

箱から出してみる

では開封してみましょう。

オ~プン!

しっかりした梱包

キレイにまとめられています。

取扱説明書も日本語!(当たり前だけど当たり前じゃない)

翻訳する手間が省けましたw

【無料】外国語(英語や中国語など)の取扱説明書を画像データ(png,jpg)で自動翻訳する方法

箱から出します。

(; ゚Д゚) くっ!お、重っ!!

取っ手が付いている位置で持つとバランスが悪い。
30kg未満なのにそれ以上の重量に感じました。

そして、WEIMALLの取っ手が後ろ側に付いている意味が分かりました。
そっちの方が絶対にバランス良いもん。

箱から出したは良いけど、レバーが上がらん…。
って、よくよく見たらブロックが噛ませてあった。

レバーソケット部を倒して梱包の納まりを良くするのに一役買っているご様子

単体でのジャッアップは無理

動作確認!

レバーを差し込んで固定し、右側に回すとリリースバルブが締まり、レバーを上下させるとサドルが上昇します。
この辺りは取扱説明書にも書いてあるし、類似のジャッキは大体操作方法が同じですね。
エアー抜きや点検方法、操作の注意書きは目を通しておきましょう。

好きなデザイン

レバーの小さい上下動作でもサドルが上昇します。イイね。
ただ、これだけではジャッキアップできないのよね。

ということで、今回タイヤ交換に使った道具をご紹介。

あと、サドル部分は金属なので、ジャッキアップした時に車体を傷付けないよう別途傷付き防止パッドもご用意させて頂きました。

専用品じゃないのでガタつきが大きかった…

枠で囲ってる道具の中は必需品です。
特にジャッキを車体下に潜り込ませるための「カースロープ」と安全確保の「ジャッキスタンド」は必需品でしょう。
「トルクレンチ」も締付トルクを確認するのにあった方が良いです。

昔は何も知らなかったので体重を掛けてホイールナットを締めていましたが、締め付け過ぎるとボルトが折れて修理代が大変になる場合があります。

車をジャッキアップしてみる

早速3tジャッキの実力を見せてもらおう。

取り敢えずレヴォーグ君をカースロープに乗せて車高を上げます。

車体下にジャッキを滑り込ませます。
レヴォーグ君のフロント側ジャッキポイントにサドルが来るよう調整し、ジャッキアップしていきます。
車種によってジャッキポイントが異なるので、説明書を見たり、ディーラーさんに聞いてみて下さい。
最近の車は説明書に大体記載されていると思います。

既にタイヤ交換を終わらせていますが、持ち上げる時もフロントの重量に対して軽く上がってくれました。
お蔭様でこれからはタイヤ交換作業も早く終わります。

田舎の生活に車は必需品。
今回は計3台のタイヤ交換でしたが、撮影しながらだったのでサクッと終わりませんでした。

タイヤ交換だけなら10分~15分/台で終わると思います。

来年春からに期待!

まとめ

タイヤ交換って今1本700円くらいですかね??
だとすると、4本2,800円×3台×年2回=16,800円/年。

( ゚Д゚)<よし、焼肉だなコリャ

「アンタ、鋭いね…」の図

(; ゚Д゚)そーだったーーーーーー!!!

という事で結論。

「3tジャッキで作業が捗ったけど、
 ご褒美は後回しになった(´;ω;`)シクシク

でした。

ちなみに、軽トラックのジャッキアップポイントでサイドシル(ドアの下辺り)を使ってはいけないらしい。
凹むから。
自動車屋さんでもやらかすらしいのでご注意をっ!!

私は先人の知恵を拝借し、

「ココ↓でジャッキアップしないこと!」

とテプラを貼っておきました。

安心でしょ!?どうかな??

今回使ったジャッキアップ関係の道具を載せておきますので、気になったら見てやって下さいまし。

●BIG REDの3tジャッキ
もう2.5t以下のジャッキには戻れない。

●ジャッキパッド
使い捨てみたいなもんなんで、安くて評価が高いヤツを選択。

●カースロープ
たぶんアストロプロダクツもOEM。

●エマーソン(Emerson) のジャッキスタンド
当たり面が広くて傷付き防止のゴム付きが良いよ。ただ、この高さ調整方法はあまり好きじゃない。

見てくれてありがとね(・ω・)ノシ

  1. OEM(Original Equipment Manufacturer)とは、他の企業の製品や部品を製造する企業のことです。OEM企業は、主に他社のブランド名で販売される製品を作ります。 ↩︎
  2. アメリカの工具メーカーである「Torin(トリン)」によって提供されているブランド。 ↩︎