レーヴォーグ車検時に「リヤブレーキパッドが残量1mm」と言われたのをキッカケにAmazonの激安品を購入してみた内容です。その性能というか、それ以前の問題が発生しました。
販売ページには評価コメントが無く正体不明のブレーキパッドなのですが、今回は人柱になって検証してみました。
結論は…ダメでした(´;ω;`)
車を所有されている場合、大体の皆さんは車検の時とか定期点検とかでブレーキパッドのお話や見積りがあって交換されていると思います。
一般的にブレーキパッドの交換時期は3mm以下になった時と言われています。
そして、使用限度2mmを超えるとブレーキの破損に繋がる恐れがあります。
車種にもよりますが、使用限度を迎えたブレーキパッドはブレーキを踏むと「キーッ、キーッ!!」と誰もが振り向くような音が鳴ります。(実際は「パッドが減ってますよー」という合図)
我がレヴォーグ君ですが、まだそういった音は聞こえてきませんでした。
走行距離85,000kmを超えて1月に3回目の車検に出しましたが、その時に、
「リヤブレーキパッドが残量1mmDEATHよ。」
と言われました。
寡黙かっ!
音が聞こえんわ。
どうやら、純正ブレーキパッド君は随分控えめな様です。
さすがに1mmは可哀想だなと思い激安品のリヤブレーキパッドを購入したので交換します。
(# ゚Д゚)ゲキヤスノホウガカワイソウジャロガイ!!
それがコレ↓↓↓
本当にコレだけです。シンプル イズ ベスト。
「そういや純正品の形状見てなかったな。」という事でAmazonでチェック。
今回購入したのがコレ↓↓↓
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
カタチ違うんですけどーっ
( ´∀` )ベストジャナイキガスル
マジかー。やっちまったかな…。
まあ、発明王のトーマス・エジソンの言葉にも「失敗は成功の母」とあります。
失敗しながら人は成長していくのです(´;ω;`)
そして、まだ取り付け前なのですっ!
(・・・と、精神的な保険を先に掛けておきます。)
諦めてはいけません。
では実際にブレーキパッドを確認してみましょう。
特に問題なければ取り付けて試走します。
まずはボンネットを開けてブレーキフルードの蓋を緩めておきます。
ブレーキパッドを新品に交換する際にブレーキキャリパーのピストンを押し戻しますが、その際にブレーキフルードがリザーバータンクに逆流して戻ってきます。蓋が閉まったままだと密閉空間で空気が抵抗になってスムーズに戻らないので、緩めて空気の逃げ場を確保しておきます。
車庫の傾斜で車高が低くなって油圧ジャッキが入らないので、アストロプロダクツのプラスチックラダーレールで車高を上げておきます。そしたらホイールナットを少し緩めます。ホイールナットソケットは外側が樹脂になっていて、ホイールを傷付けにくいです。
んで、ジャッキアップ。
車体の下に油圧ジャッキを入れるんですが、そのままジャッキポイントに掛けて持ち上げると油圧ジャッキの金属部分で塗装が傷付いてサビます。なのでゴム製のジャッキアタッチメントを使っています。10年位使って結構ボロボロになっていますが、コレを使ってから傷が防止されています。優秀。
タイヤが重い。この体勢で片手は無理だな。
キャリパーを外してかくに・・・ん?。
もうカタチが違うのが分かります。
うすうす気付いてたけど
なんかショック!!
試合終了です。
あー、なんだろうな~この気持ち。
あれかな、「この人が運命の人かな!?」と思って結婚したのに、3年位経って「しまった、失敗した~」っていう感じと似てるのかな!?
・・・とういうことで、そっと戻します。
締付トルクは120N・mです。
プリセット型トルクレンチはラインが入っている部分が基準になっているので、ここ力点が来るように握って力を入れます。ズレるとトルクが変わります。
詳しくは「カスタム虎の穴Ⅱ 第4巻」に記載されていますので、ご興味のある方はご覧下さい。神の手ルクレンチで作業される方には不要です。
【マンガ】義務教育に取り入れて欲しい「カスタム虎の穴Ⅱ」*ていねい整備編*ブレーキフルードの蓋もそっと元に戻しておきます。
どうしてこうなったのか、振り返ってみたいと思います。
まずAmazon!
VM4と年式(私のはH29年式)が書いてあった段階で思考的防御力がゼロ。すんなり受け入れてしまったことが一番の原因。調査不足、思い込みってヤツです。グレードが書いてなかった時点でちゃんと調べれば良かった。
(;´д`)トホホ
まあ、金額が1,967円(税込)と激安だったので授業料だと思えば傷は浅い。
ヤフオクとかで売るか。(売れんと思うけど…)
「じゃあ正しいのは何なんだ?」って話です。
レーシングカーやチューニングカーの世界で有名なDIXCEL(ディクセル)さんのHPで調査。
私のグレードは「1.6 STi Sport Eye Sight」なのでリヤブレーキパッドの品番が「365091」になる訳です。
そして、表の上の方に向かって一つずつ確認していくと、殆どのグレードの品番が同じ「365091」になっています。
ただ一つ、一番上にある「1.6GT Rear Solid DISC」だけが「365089」で異なっています。
形状は以下の通り。
念のため楽天で確認。
商品画像は違うけど挿絵の形は合ってる。これかぁ。
更に念押しするならパーツリストの「品名コード」と「品名」に対応しているかを調べた方が良いです。現在は便利になったもんで、パーツリスト(冊子)を買わなくてもネットで調べることができます。
それがこのサイト→https://partsfan.com/search/jp/
車検証に書いてある「車台番号」を半角英数で枠内に入力して[検索]をクリック。
すると、部品情報で大分類表示されます。
今回は[サスペンション,アスクル&ブレーキ]に該当しているから、そこをクリック。
[リヤブレーキ]が表示されるのでクリック。
ブレーキパッドにも幾つか種類があるので、[26696A]をクリック。
すると更に詳細な品番が表示されます。
また、これをクリックすると…販売ページに飛びます。上手くできてるもんだ(感心)
コメントを見るとどうも品番が変わっていて、最新は[26696AL020]の様です。
これで確認して間違っていたら、相手を土俵際まで追い込んではたき込みを喰らわしても良いと思います。(←いけません)
もぅ、なんなんだよぉー。
そもそもスバル車はEye Sight(アイサイト)が目玉なのに、それを外したグレードなんてあんのかよっ!?
(# ゚Д゚)アァン!!
・・・あった。
( ゚Д゚)ポカーン
でもAmazon表記も詐欺みたいなもんだよ。1.6GT用って書いといてくれ(白目)
使用しているツールです。
●ホイールナットソケット(同じじゃないけどこんなんで良いと思う)
●アストロプロダクツ製プラスチックラダーレール(ウチでは絶対いる)
●メルテック製ジャッキアタッチメント(これ優秀。無くなったら買います)
●DIXCEL製リヤブレーキパッド(これでダメなら高いけど純正買う)
「肖像権の侵害だ!」の図
見てくれてありがとね(・ω・)ノシ